吉祥寺の街に灯る暖かな光
Kichijoji Candle Night 2023
吉祥寺の街では今、「Kichijoji Candle Night 2023」(以下、吉祥寺キャンドルナイト)が開催されています。
炎の揺らぎもリアルなキャンドル型のLEDランプを使ったこのイベントは、吉祥寺のウエストエリアで始まり、毎年少しずつ吉祥寺全体に広がりを見せています。
冬の寒さに、ちょっと体を縮こませながら歩く夕暮れ時や夜、店先や店内の片隅でゆらゆらと揺らめく小さな灯りを見ると、なんだかほわっとした気持ちになれそうです。
今回イーストエリアでも、初めて吉祥寺キャンドルナイトが行われています。キャンドルの先には温かな食事、その空間に集う人たちの会話や笑い声、まだ知らなかった吉祥寺の魅力を発見するかもしれません。
ここで参加している全12の店舗や教室を紹介します。
灯りをたどって、イーストサイドの街をゆっくり楽しんでみませんか?
キャンドルスポット(East Area イーストエリア)
二丁目SOZAIの店頭に飾られたキャンドル
吉祥寺キャンドルナイトのはじまり
吉祥寺のウエストエリアにある吉祥寺西公園と中道通り沿いで、2016年に初めて行われて以来、毎年回を重ねてきたイベント。このイベントの生みの親である中道通り商店会の会長を務める坂井健司さんは「寒い冬に、温かい色をしたろうそくの光で街区のイメージアップができないかと考えたのが始まり」と振り返ります。開催してみると「きれいですね」「どこで買えるのですか?」などお客さんからの声が直接届き、「各個店にとっても参加しているという実感が得られて、とてもいいと思っています」と坂井さん。「共感してくれる街の人たちが増えてきて、自然に広がっていくのはありがたいですし、街にとっても良いのではないかと思っています」とこれからに期待を寄せます。
(左)Ryumon coffee stand (右)吉祥なおきち
今年はリーフレットも
中道通りでの開催をきっかけに、2020年には「コピス吉祥寺」も「繋がる」をテーマにキャンドルナイトを行いました。
「吉祥寺の街歩きを楽しむきっかけ作りができれば。キャンドルを通じて吉祥寺がつながれば」との思いを込めたと担当者の小関由枝さん。こうしたつながりから今年は4つのエリアに広まった吉祥寺キャンドルナイト。コピス吉祥寺が中心となり、キャンドルが楽しめる吉祥寺のさまざまなスポットを紹介する街歩きにぴったりのリーフレットもできました。